2016年10月09日

LOHACO(ASKUL)の段ボール箱のデザイン研究。

こんばんは。

本日は、やりたかったけどできていなかった、LOHACO(ASKUL)の段ボール箱のデザイン研究です。


えっと、

ASKUL(アスクル)ってご存知です?
オフィスにいろいろと必要なものを届けてくれる法人向け通販で、
まあファイルとかティッシュとかとにかくいろいろ揃うので便利で、今までもいくつもの会社でお世話になってたりしたんだけど、

ティッシュケースとか、紙コップとか、何気ないデザインがちょっと可愛かったりするんだよね。
「オフィス用品!」って感じの無機質なものばかりでなく、ちょっと北欧ちっくなデザインがあったりして。

んで、その個人向けの通販サイトがLOHACO(ロハコ)です。(公式サイトはココ

少し前に欲しいものがあって、このLOHACOで買い物をしたんだけど、
そのときに届いた箱が可愛かったのね。
普通通販の箱なんて捨てるだけだけど、LOHACOは大きな箱の中に小さな箱も入ってて、ちょっと可愛い柄が入っているので家での整理整頓に使えそうな感じ。(実際小物入れになってます)

これは凄いことだと思いました。デザインの力だね。家に置いて目につけば「LOHACO」を思い出すことも増えるしね。

こんな箱です。


ちょっと大きい箱


IMG_3172mini.jpg


IMG_3173mini.jpg


IMG_3171mini.jpg


一番小さい箱


IMG_3174mini.jpg


IMG_3175mini.jpg


IMG_3176mini.jpg



どう?この2つが大きい段ボールの中に入っていたので、この2つは綺麗な状態のまま届けられるのよね。
だからあとから使いやすい。

へえ〜やるやん。と思ったついでに、いったいこの箱の何が可愛いのか、自分なりに分析してみることにしました。
だって、よくよく見てみるとなんか記号に近いような幾何学的な模様が並んでたり、まあふつうのイラストみたいなのが並んでたり、意図が分かるような分からないような感じなのよ。


そんなわけで、


☆★☆


まず、LOHACOの箱のデザインを分析。

・線の細さが一定で、割合細めの線で描かれている。
・いろんなモチーフか、何か良く分からないものたちがたくさん並べられてる。
・配置はそれなりに意図を感じると言うか、揃えるところは揃えている感じでグラフィカルな気がする。
・ひとつひとつのモチーフだけを見ると、ちょっと良く分からない感じと、線の細さがなんとなく魅力的である。


さてここから、どの要素が「魅力的」を決定づけているのかを考察。


1.とにかくモチーフをたくさん整列させてみる。


sample_fail.jpg


?!

Photoshopでペンタブで描いた画像を各レイヤーに配置して拡大縮小して整列させたので、線の太さが一定じゃないのが一番の問題な気もするが、
要は元の画像が雑であれば、どんなに並べたところで魅力的にはならないようだ。

では反省して次。


まずはLOHACOらしく、@細い均一な線で、Aやや幾何学的な要素を含む整然としたモチーフを描き、B意図を感じさせる並べ方で配置 してみた。


sample01.jpg


お、それらしくなりました!LOHACOっぽい魅力のあるデザインになった気がする!
今度はちゃんとIllustratorで描いたよ!


では

2.線を太くしてみる。


sample02.jpg


どう?

繊細さは失われたけど、これはこれで味があって悪くないよね。


3.線をガタガタにしてみる。


sample03.jpg


な、なんかガタガタさせ過ぎた感もありますが…。

魅力としてはちょっと落ちた気がする。均一な線の方がいいかな?


4.たくさん並べずに、それぞれのモチーフを観察してみる。


sample04.jpg


sample05.jpg


sample06.jpg


sample07.jpg



どうでしょうか?

まあそれぞれはそれぞれで悪くないんだけど、一番上の右上の線だけで構成されてるやつとか、これでは何だか分からないよね。
(まあ元から何だか分からないのだが、自分としてはフォークを思いっきりデフォルメして置いたつもり)

で、一番面白みを感じるのが最後の、お皿を並べて一個にケーキを乗せているもの。

このお皿の画像が他と何が違うかと言うと、やはりモチーフが複数あって、配置に意図を感じるところだよね。あとお皿に一個だけケーキが乗ってて、単調な配置の中に変化もあること。


…となると?


★☆★


私の中の結論。

Q:LOHACOの箱のデザインは何が可愛いのか?

A:装飾を削ぎ落とした、シンプルでかわいいモチーフを、変化もつけながら整然と配置することで、
もともとのモチーフのみでなく、その配置や変化、バランスを楽しむことができるところが魅力的である。


…って感じでしょうか?
作者さんはそんなこと考えていないかもしれませんが、めっちゃ論理的に分析するとそうだということで。

つまり、シンプルなモチーフほど配置の妙に目がいくと言うことかしら?
ま、モチーフを並べると言うことでいろいろな効果が出てくるということだと思うので、
これからも活用して行きたいと思います。


ではでは




posted by Noriko at 19:09| Comment(0) | デザイン関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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